切る脂肪吸引法と聞くと、痛みや出血量が心配になってしまいますが、実際に体への負担はどれくらいかかるのでしょうか。切る脂肪吸引法の一部を例に挙げてみたいと思います。まず、シリンジ法という、器械を使用せずに手作業のみで行う吸引法があります。
「シリンジ」という手動の吸引器で脂肪を吸い出すため、出血量は少なくて済みますが、お腹や太ももなどの、大量の脂肪吸引には向いていません。次に、ボディジェット法という、カニューレという刃のない吸引器からジェット水流を噴射し、脂肪細胞を血管や神経から分離させながら吸引する方法があります。
周辺の組織へのダメージが少ないため、施術後の腫れや痛み、むくみ、内出血などを抑えられます。ダウンタイムと呼ばれる回復までの期間が比較的短いのが特徴です。
ボディジェット法と同じように周辺組織への影響が少なく、ダウンタイムが短いのが「ベイザー波」という超音波を使用したベイザー脂肪吸引です。
ベイザー波を照射して皮下脂肪を液状化し、カニューレで吸引します。どの部位にも施術でき、術後に皮膚のたるみが生じにくいのが特徴です。
余談ですが、大阪での脂肪吸引を選択した知人はこのベイザー脂肪吸引を行っているクリニックを訪問したそうです。
仕上がりが自然に痩せたような綺麗なもので満足していました。
このように、美容クリニックでの脂肪吸引には、切る方法を選択しても体への負担を最小限に抑えられる方法もあります。不安な場合はカウンセリング時に医師と十分に話し合い、安心できてから施術に臨みましょう。